特に1940年代中間から1970年代前半のジャズは好きでしたね。
チャリー・パーカーのアルトサックスは、大好きなんですが、面と向かって構えて聞かないといけないというような圧迫感を感じてしまいます。
仕事しながらとか、一杯やりながらとか、真剣にジャズを聞くときも、どんなときにも、1950年代に活躍をしたアート・ペッパーのアルトサックスが良いんですよ。
日本人好みと言う評判がありますが、確かに渋くて泣けますね。
何度も麻薬中毒でシナノン入りをしていて、音楽活動が中断しているのですが、復帰したときは美しい憂いを帯びた素晴らしい演奏をしました。 1956年に録音をした「モダン・アート」が特に好きで、ミディアム・テンポのブルースのメロディアスなきらめくようなアドリブは何度聞いてもほれぼれします。 アート・ペッパーの絶頂期の名演です。
アート・ペッパー(as)
ラス・フリーマン(p)
ベン・タッカー(b)
チャック・フローレス(ds)
あとは、やはり1957年録音の「ミーツ・ザ・リズム・セクション」でしょう。
これはマイルス・ディヴィスのメンバー3人のリズム・セクション-すなわち、レッド・ガーランド(p)、ポール・チェンバース(b)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)との真剣勝負です。
1974年に復帰した後の1977年に初めて日本公演が行われました。
麻薬常習犯なのに良く入国出来たと思いますが、日本のファンが熱狂的な歓迎をしたんです。
「ストレート・ライフ」という自伝にそのときの感激が書かれていますし、LP のライナー・ノーツにも書かれていたと思います。
レッド・カーという曲を作曲したことについて「日本のファンのおかげで初めて赤い車を買うことが出来たんだ!」と書いていました。
ジャズに夢中だった頃は、「スウィング・ジャーナル」誌を毎月買っていて隅から隅まで読みましたが、アート・ペッパーのことは演奏の素晴らしさとともに、涙が出そうになるエピソードが沢山あって忘れられないんです。
LP、CD、iPOD へのダウンロード購入を含めたら、どのくらいあるでしょうか。
アンサンブルも良いけれどやはりアルトサックスのワン・ホーンでの演奏が好きですね。
ラベル:アルトサックス
