お酒を酌み交わすのが一番の目的でしたが、車の試乗も楽しみの一つでした。
今回、フォルクスワーゲン EOS を買うときにホンダ・オデッセィと一緒にバーキン 7 も下取りに出そうとしたけれど、引き取らなかったそうで、私にとっては幸いでした。
一応見積もりをしたら10年前に180万円で買って現在80万円だそうですから、年10万円というのは悪くない金額ですね。
この夏に、もう少し乗って秋にはオークションに出すといっていましたので、今回が見納めでしょう。
久しぶりに見たが、眺めているだけでも良いものだ
前よりかなり整備されていてマイナートラブルもほとんどなくなったそうだ
冬は積雪量が多いので、後ろに見える専用のガレージに収納している
バーキン 7 は、ロータス 7 のシリーズ3 のレプリカです。
ロータス 7 は、コーリン・チャップマンがキットで売り出したいわゆるバックヤード・スペシャルでシリーズ4まで生産されました。
ロータスは1973年にロータス 7 の生産を終了しロータス・ヨーロッパを後継にしたのですが、そのときに代理店だった「ケーターハム」にシリーズ4 の製造販売権や、部品・工具などを売ったのでケータハムがケータハム・スーパー 7 として後を継いだことになります。
ベルト止めの皮のトランクが雰囲気を出している
「信州 Super Seven 倶楽部」のステッカーも右リアフェンダーに貼られている
ところが、チャップマンが亡くなったときに奥さんが南アフリカのレプリカメーカーの「バーキン」にシリーズ3の生産を委託したので、ケータハム、バーキンの ロータス 7 の正式後継者争いで話題になりました。
結局、バーキンはシリーズ 3 の製造権、ケータハムは 7(セブン)の名前の使用権を取得という痛み分けになりましたので、ケータハム 7 又はケータハム・スーパー 7 だけが使えるというのが正しい訳です。
でも、だれでもバーキン 7、バーキン・スーパー 7 と読んでいますけれどね。
ケータハムはシリーズ4のFRPモデルではなくアルミボディのシリーズ3の方に生産を移行していたのですが、ロータスの製造販売権はシリーズ4だったのでバーキンがシリーズ3のレプリカを作ることは問題がなかったわけです。
この2社以外にも ロータス 7 もどきのレプリカは沢山出ていて、日本の「光岡」のゼロワンも同じグループです。
フルハーネスのシートベルトを締めるのにも苦労をする
私も久しぶりに運転をさせてもらいましたが、マニュアル・トランスミッションの 2nd が入れにくくて 2~3回ほどエンストをしてしまいました。
昔はマニュアル・シフト車ばかりでしたから、ギアシフトは身体が覚えているので、苦労はしないのですが、このバーキンはクラッチペダルを完全に踏み込まないと2ndギアに、シフトができないのです。
でも 3rd~4th のギア・シフトは快適で、ステアリングの切れも最高で、近場のコーナリングが続く坂道をスキー場まで気持ちよく走ることができました。
BMW も EV(Electric Vehicle)に取り組みだしたから運転をすることが楽しい車がいずれは出てくると思いますが、現在の EV の味気なさ、運転のつまらなさと比べると本来の自動車だと思いますね。
