2017年04月12日

西洋美術館でのミロのビーナス特別公開

上野の国立西洋美術館と上野公園の桜を楽しんできましたが、最初に国立西洋美術館にいったのは、ミロのビーナス特別公開の時でした。
1964年の4月8日から 5月15日までの 43日間で、このあと京都市美術館でも公開をされました。

1964 ミロのビーナス展1.jpg1964年 ミロのビーナス特別公開。
国立西洋美術館と京都市美術館で開催された。
2階へのスロープからもビーナス像が見えることが分かる。
2階には常設展の松方コレクションの作品が展示されていた。


東洋発のオリンピックが東京で開催をされるので、それに先立つ公開でした。
私は、まだ高校生でしたから、多分、日曜日に行ったはずですがインターネットに残っている画像を見ると懐かしいですね。
先輩と女性の後輩との3人で行きましたが、かなり並んで入ることが出来ました。
今は、ロダンの青銅時代の銅像などが置かれているあたりにビーナス像が置かれていて、2階に上りながらミロのビーナスを見ることが出来るようになっていました。
ビーナスは素晴らしいでしたが2階の松方コレクションもすばらしかったので、西洋美術館が好きになりました。

ミロのビーナス展 1964年.jpg国立西洋美術館前。
長い行列が出来ている。
公園下まで続いた時もあったそうだ。


国立西洋美術館から始まる行列は「東京文化会館の脇を抜け、上野公園内を蛇行しながら西郷隆盛像を横目に、なんと公園下までつづいたこともあったようで何時間もかかったのでしょうね。
私たちもかなり並びましたが、それほどひどい時ではありませんでした。
ミロのビーナスは、やはり素晴らしいものでした。
私は美術部にいて油絵やデッサンはかなりしていましたから、印象は深いです。
スロープを登って松方コレクションの作品が、また素晴らしくて圧倒をされました。
クールベの「波」、ピサロの「立ち話」、シニャックの「漁船」などは印象に残っています。
今回、西洋美術館に行って常設展示の松方コレクションを見ましたが、今見ても良いですね。

クールベ 波.jpgクールベの「波」。
1970年頃の制作らしい。
八王子の村内美術館にもクールベの「波」があったが、この西洋美術館で見たのが最初だ。
私の一番好きな作品。


ピサロ 立ち話.jpgピサロの「立ち話」。
明るい農家のなんということもない雰囲気が素晴らしい。
印象派らしい作品で個人的にも好きだ。


シニャック 漁船.jpgシニャックの「漁船」。
もともと点描画の作家だけれど水彩画的な技法で、漁船を映し出す海面の光の反射とゆらめきが、素早い水彩の筆致で簡潔に描かれていて素晴らしい。


これは、自分で油絵を多く書いていたころの感覚ですが、今でも変わっていませんね。
帰りに上野のどこかでクリームソーダを飲んだことを覚えています。
posted by ogu at 17:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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