この美術展は、1月22日から 4月3日まで開催をしているのですが、桜も見たかったので、時期を調整していたのです。
いつものようにJR木更津駅西口から高速バスで東京駅八重洲口前まで行き、JRで上野駅に行きました。
駅と文化会館を隔てる道路が無くなったのが良い。
前は工事中だったけれど完全に完成している。
1864年のミロのビーナス展の時は私は高校生で観に来たが前庭にも入れず入場待ちが数千人も並んでいた。
でもあの時に初めて観た松方コレクションが忘れられない。
国立西洋美術館の前を歩き、上野動物園の横の東京都美術館に向かいましたが、途中の桜も満開でした。
絵を観た帰りに歩いたが、シートを敷いた宴会は禁止で一歩通行になっていた。
この美術館には 年に数回来るけれど、企画展が良いからだ。
この絵画展は フェルメールの「窓辺で手紙を読む女」の上の壁の部分に「キューピッド」が描かれていたことと、フェルメールが塗りつぶしたのではないことの調査、そして修復の過程を示すことが主目的の絵画展で、17世紀オランダ絵画の部分は付け足しですね。
いずれにしてもドレスデン国立古典絵画館所蔵の絵で日本初公開の作品も多いので、それなりに観る価値はありますけれど。
私は、フェルメール以外の絵師はレンブラントくらいしか知りませんでしたが、レンブラントの弟子の作品も多かったです。
この技術展も日時指定制ですが、私は身体障碍者手帳を持っていますので指定をしないで、無料で入場出来ました。
アーティゾン美術館などは、無料ですが日時指定は行わなくてはいけません。
但し、美術館所有の作品ではないため、撮影は出来ません。
アーティゾン美術館(旧ブリヂストン美術館)は、展示作品の殆どが美術館所有で撮影可なのが良いですけれど。
最初にレンブラント、次にピーテル・デ・ホーホの作品ではないかとされていたが、1880年になってからフェルメールと特定された。
キューピッドが描かれているのは 1979年にX線調査をしたときに判明していたのですが、作品を画家本人が行ったかどうかが議論されていたのです。
結局、他の人による変更だということになって、2017年3月からプロジェクトで修復が決まったのです。
2017年12月から始まった修復プロジェクトで 2018年2月に上塗り除去が決まり 2021年9月に修復終了し、キューピッドが現れた。
所蔵館以外での公開は初めて。
今回の美術展はフェ ルメールの絵と、17世紀のオランダの黄金期の絵をテーマにしたものですが、オランダという国はプロテスタントの共和国として独立をしましたから他国と違って王侯貴族がおらず、パトロンとなる絵を購入する人たちは裕福な市民でした。
プロテスタントでは偶像崇拝が禁止されていますから宗教画の注文もありませんでした。
ですから、宗教画、歴史画などではなく、身近な風景や静物、風俗画だったのです。
レンブラントが婚約者 サスキア・ファン・アイレンブルフを描いた作品。
この絵が完成して 1年後、当時 21歳のサスキアと結婚をした。
ライスダ―ルは 18世紀のドレスデンで人気を博し、風景画の様式に影響を与えた。
1550年から1700年の間に、ヨーロッパ北西部で起こった小氷期と呼ばれる極寒の冬は、人々の生活を停止させてしまうこともあった。
住民たちが凍った運河の上で、様々な娯楽を楽しんでいる様子が描かれている。
思っていた以上に、オランダの良い絵を観ました。
歴史画、風俗画、風景画、静物画、複製版画など、良いものがありましたが、この美術展は何といってもフェルメールの絵の修復過程が中心でした。
いつもの通り、図録などを買ってから、美術館を出ました。
写真の左側の建物は企画棟で今回の美術展もここで開催された。
右側が公募棟。
エスカレーターとエレベーターも見える。
技術館の出入口前にある、上野動物園も入場待ちの人たちが並んでいました。
上野公園の桜を見てからJR上野駅で買い物と食事をして東京駅に戻り高速バスで木更津まで帰りました。
