時間は「とうきょうスカイツリー駅」で 15:05 。
「東武博物館」は 16:30までですから、あまり時間がありません。
すべてをじっくりと見る気はありませんけれど、少し急がないといけません。
15:05、これから東向島駅に向かう。
15:07、「曳舟駅」「東向島駅」と、たった2駅。
「東向島駅」はかつては「玉の井駅」と呼ばれていた。
永井荷風の「墨東綺譚」でも有名な私娼窟があった。
「東武博物館」は、この「東向島駅」の高架下にある。
東向島駅には、向島百花園に行くときに降りたことがあります。
堀切菖蒲園にも行ったことがありますけれど、あの時には、総武線 市川駅前からの京成バスで行きました。
当時は、私も小学生で お化け煙突(千住の東京電力千住火力発電所の煙突)の本数が変わるのを楽しんでいたことを思い出します。
「東向島駅」の高架下にある。
入場料は 大人 200円 だけれど、私は 身体障碍者手帳を持っているので半額の 100円。
営業時間は 16:30 までだけれど、まだ十分時間があった。
英国 ベアーピーコック社製で購入をした12台のうちの1両。
1日4回の SLショウで車輪の回転をみることができるから帰りの時間に合わせた。
東武鉄道が初めて1924(大正13)年10月1日に浅草(現 とうきょうスカイツリー)~西新井間を電化した時に走った木造電車。
正面の5枚窓、側窓降下式、3枚ドア、ダブルルーフ、米国ウェスチングハウス社製パンタグラフおよび電機装置、米国ブリル社製台車、両運転台(H棒仕切)などが特徴。
日本車両株式会社製。
東京市(当時)の認可が下りないため、現在の浅草駅までの線路を敷設できなくて現 とうきょうスカイツリー駅(当時 吾妻橋駅)として開業をしたのがわかります。
多分 旧水戸藩徳川家邸の影響もあるのでしょう。
この後、吾妻橋駅は 浅草駅、業平橋駅と改名をし、現在の とうきょうスカイツリー駅となったのです。
木造電車の質感が良い。
この車両は 8両造られた。
個室もある豪華な仕様。
博物館には中庭もあって、ここにも東武鉄道の保存してある車両が展示されていました。
東武鉄道最初の電気機関車。
1928(昭和3)年英国のイングリッ シュ・エレクトリック社製、当初は貨物列車の他、客車を引いて団体用にも使用されていた。
1972 (同47)年7月近江鉄道に譲渡され、1988 (同63)年3月まで使われ、廃車後も保存、展示されてたが、2009(平成21)年1月東武鉄道に里帰りをした。
日光線用特急車両として1951(昭和26年)に登場した5700系のうち、5703号は1953(昭和28)年にB編成として造られた貫通式の半流線形。製造会社のナニワエ機(現 アルナ車両)が東武鉄道に最初に納入した記念すべき車両として同社が保存していたが、2004(平成16)年に東武が譲り受け展示するようになった。
1951(昭和26)年、戦後最初に新造した日光・鬼怒川線特急車。
5700系は1951年および1953(昭和28)年に2両固定が3編成ずつ計12両が造られ、このうち最初のモハ5700・クハ700形4両は、正面2枚窓の通称“湘南型”の変形ともいえる独特の流線形で登場。
前面の飾り金の形から“ネコひげ”の愛称で親しまれた。
1960(昭和35)年、貫通扉付(展示中の5703号と同タイプ)に改造され、 急行・快速・団体用に使用された後、1991(平成3)年7月に廃車されましたが、博物館への展示を機にネコひげ形に復元した。
屋外展示は他にもあるようでしたが、中庭にあったのはこの3両でした。
博物館には、いくつかのシミュレーターやジオラマが作られていて、子供たちが喜んで見ていました。
Oゲージの車両が信号機に合わせて出入りしていた。
電車の走る仕組みのコーナーには車両各部の部品が展示されていて、結構興味深いものでした。
電車の走る仕組みのコーナーにあった「下野電気鉄道車両の台車」で、下野電気鉄道(現 東武鉄道鬼怒川線)が、軽便鉄道時代(軌間762mm)の1926(大正15)年に雨宮製作所で造った電車デハ103号の台車。
車輪はその形状から通称「松葉スポーク車輪」で知られているが、製造当時、貨車に多く使用され、電車にはあまり使用されていない。
電車を制御する器具で今とあまり変わっていない。
実物の架線からパンタグラフに電気を取り入れモーターを回転させ、車輪を回す電車の走るしくみを3000系車両の制御器と台車を使用して、操作しながら学げるようにしている。
博物館内には、SLショウのほかにも HOゲージの車両を使ったジオラマで「パノラマショー」が行われていました。
夜の情景。
日中の情景。
東武博物館のジオラマだから、当然 東京スカイツリーが中心。
古いものから順にレールの一部が展示されている。
東武博物館は東向島駅の下にありますから、M2階の一部がホームに突き出ていて「ウォッチング・プロムナード」の名前で電車の動きを見ることができました。
これは、電車が来るたびに「すみだリバーウォーク」のように振動があって 結構面白かったですね。
動輪が動いていて迫力がある。
長い時間ではなかったけれど何人かの人たちが夢中になって見ていた。
16:04 だったけれど満足できる博物館だった。
「東向島駅」のプレートに(旧 玉ノ井)と書かれている。
なかなか良い博物館でした。
帰りは、浅草駅まで戻り、エキナカの7階で食事をして、ホテルにチェックインをしました。
