昨年、書店に「木更津・君津・富津・袖ヶ浦の昭和」という写真アルバムが売りだされて、買いたいと思ってはいたのですが、価格が 9,250円+税という高価なものでしたので買うのを諦めました。
今回、木更津図書館に会員登録をしましたから本があるかを調べたところ、置いてありました。
持ち出し禁止の部屋にもありましたけれど、借りだし可のアルバムがありましたから予約をしました。
予約をした日に借りたようで 2週間待ちましたけれど、無事借りることが出来ました。

木更津図書館から借りてきた写真アルバム「木更津・君津・富津・袖ヶ浦の昭和」。
掲載されている写真はぼけていてひどいものもあるが、昭和の遺産として大切なもの。
表紙には、今はほとんど廃墟のようになっているかつての木更津駅西口 本町通りの七夕の飾りの中を女性4名があるいているところ。
木更津芸者かと思ったけれど、一般の女性の様だ。
写真アルバムですから沢山の写真にコメントが書かれているもので、写真は個人のものも多く、技術的に褒められるものではありませんでしたけれど、貴重な写真が多く入っていて気に入りました。
写真アルバムも 8つのタイトルに分かれています。
1.戦前の風景と人々ー観光地として発展
2.銃後の暮らしー「欲しがりません勝つまでは」
3.敗戦から高度成長へー民主化と所得倍増
長浦の干拓
4.戦後の暮らしー豊かさを求めて
コラム 海とともに
漁業の変遷
5.変貌する風景ー日本工業の一大基地
君津製鉄所
6.交通の発展ー内房線と久留里線の延伸
船で渡る東京湾
7.祭りと年中行事ー四季の彩り
コラム 木更津港まつり
8.戦後教育のあゆみー義務教育6・3制
元気な子どもたち
昭和時代をまとめたものですから、当然のことですけれど、太平洋戦争での徴用な町の人たちの暮らしなどの写真も出ていますけれど、私の見たい写真ではありませんからこれらについてがノーコメントです。
また、当時の子供たちの写真にも触れませんから第三章から第七章あたりは面白かったですね。
私が、仕事で八幡製鐵君津製作所に赴任したころの写真もあるからです。
先ずは 八幡製鐵君津製鉄所。
木更津市は八幡製鐵君津製鉄所が出来たことや、当時の国鉄、フェリーなどでにぎわったのです。
私も八幡製鐵君津製鉄所が出来なければ、木更津市には来なかったでしょう。

八幡製鐵君津製鉄所(現 日本製鉄君津製鉄所)。
我々の会社ではプロジェクトとして YK と呼んでいた。
アルバムの写真はこれ一枚だけでが、高炉が出来る前なのでまだ構内も空いていた。
構内の移動には専属の元タクシー運転手を契約していた。
大量の SE,CE などが家を借りて移り住んだ。
3交代制なので、家にはまだクーラーもないので 夏の暑い日には会社でホテルを2か所借りた。
(木更津温泉ホテルと巌根旅館)
私たちの大半は木更津市巌根に住んでいましたが八幡製鐵君津製鉄所の人たちは君津市八重原に寮を作って住んでいました。
八重原の寮の近くはかなり整備されていますし国道 127号線も4車線に拡幅されました。

昭和53年頃の八重原交差点。
まだ工事のトラックが列を作って移動していた。

昭和58年頃の八重原交差点。
周りの商店は増え始めているが、まだ道路工事は続いていた。

国道127号線を片道2車線に拡幅中。
とにかく八幡製鐵君津製鉄所のために広げている。
昭和58年2月頃の八重原。

昭和50年頃の八重原交差点。
すでに拡幅工事は始まっていた。
八幡製鐵君津製鉄所は三交代ですから仕事を終わった工員さんなどが朝から酒を飲んでいて木更津市の昼酒はこのころに始まったのでしょうね。
この写真集は写真の質は別にして、面白いですから、これからも紹介をします。